似合う服について考える。
「好き」と「似合う」の差って何だろう
さてさて、此度のステイホームを機にホームソーイングを始めた方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
個人的にはロングピッチの段染め糸で編む三角ショールにハマり、学生の頃以来のニットソーイングを始め、充実のハンドメイド期間でした。
やはり服が買いに行けない(お店が開いていない)なら作るしかないかな……と重い腰を上げる良いきっかけになりますね。
勿論、一からパターンを引くとなるとハードルが上がるので、欲しいアイテムのパターンを探して修正したり、色や素材を変えて作ったりと簡単ソーイングが専らです。
洋裁をする人が減っているとは聞きますが、書籍やパターンの販売サイトは充実していると思うので利用しない手はないですよね。
何着か縫っている間に手も慣れて一着の仕上がる時間が随分と早くなり、この調子でワードローブをハンドメイドで一杯にしたいなと思い始めたのですが、作りたい物をモリモリ作って着ていると、全然似合わない服がある事に気付きました。
作るのはあんなに楽しかったのに……
服自体は可愛いのに……
着るとなんだか野暮ったい……
何これ……原因は私にあるのかも?!(笑)
自分の事って知っているようで案外知らないものなんですよね。
折角可愛く出来上がって服を着ないなんて勿体ないなと、色々調べてみました。
- 骨格診断
- 顔タイプ診断
- パーソナルカラー
この辺りを踏まえてスタイリングすると何かが掴めそう。
パーソナルカラーは以前受けた事があって、私のタイプは「スプリング×オータム」でした。
ただ、スプリング50%×オータム50%のどっちにでも振れるから、スプリングに寄せていこうねっていうスプリングなので、スプリングの人と並ぶとオータムに見えるし、逆もまた然り。
そこから考えるとカジュアルなものは全然ありなんですけどね、色味が黄みであれば(笑)
骨格、顔タイプはまだ受けていないので、とりあえずネットの自己診断をいくつかやってみました。
骨格は「ストレート」タイプで顔は「ソフトエレガント」タイプ。自己診断なのであくまで予想です。
骨格タイプより顔タイプが印象に残るようなので、スタイリングはここに合わせてあげるのが良さそうですね。
カジュアルが不得手な原因が見つかった気がします(笑)
「 ソフトエレガント」ってこんな感じ。
このタイプの芸能人は
などなど女性らしく柔らかい印象のお顔立ちですね。
鈴木京香さんはパーソナルカラーはサマーですが、骨格ストレートでもあるようなのでイメージしやすく参考になります。
アパレルだとINED、UNTITLED、NATURAL BEAUTY BASIC、INDIVIなどがおすすめブランドとして挙がっていました。
きれいめお姉さんスタイルで、柄より無地が得意なタイプというと覚えやすいですね。
勝手な印象ですが、この辺りのブランドってブランドカラーがサマーが多い印象なのでイエベ的にはどうしたものかなですね。
さて、このソフトエレガントに骨格ストレートとパーソナルカラーのスプリングを併せて自分服を作っていけば似合う服が作れるというのがざっくりとわかりました。
オーバーサイズ、ナチュラルでカジュアルな物は不得手。
解決策は、似合う方に寄せるスタイリング
最近作っている服=オーバーサイズ、割とナチュラルでカジュアルな物(笑)
そうなんです。
「好き」なテイストが「似合う」とは限らない。
好きなテイストは生活スタイルやトレンドによっても変わりますが、不得手なものは年齢や体型が変わっても結局似合わない。
そう聞くと絶望的に感じますが、全てを諦めなくても色やスタイリングで似合う方に寄せれば解決できるかもしれません。
例えば、以前作ったビッグシルエットの物でも、チェスターコートや、ノーカラーのシンプルなコート類はきれいめスタイルでも使えそう。
最近購入しているパターンはトレンドで肩が落ちてビッグシルエットのデザインが多いものの、ベーシックでシンプルな物がほとんどなので、生地を選んで作ればきれいめスタイルにも使えそうなのが救いですね。
時期的にも何を作れば良いのか迷子になりがちで、つい着たい服や作ってみたい服を闇雲に作りがちなので、目指す方向が見えただけでも朗報かもしれません。
時に立ち止まって考えてみるのも大事ですね(笑)
よくよく考えると闇雲に作ってるって可笑しな話ですよね。
洋服を購入するときは何に合わせようかな?って考えて買ってるはずなのに。
着ない服を作っても服が可哀想。
今後はきちんと着回しも考えて似合う服を作れるようにシフトして、あとは久しぶりに財布も作りたい。
あぁ、計画立てるのってホント苦手(笑)